川崎市合唱連盟(田中実会長)主催の合唱講習会企画「ポピュラーアカペラ講習会」が11月30日、高津市民館大ホールで開かれた。実行委員ではアカペラが他都市のイベントなどで人気を博していることから、川崎にも根付かせようと初めて講習会を企画した。
講習には270人以上が参加、一自治体の連盟主催による講習会で、これほどの人数が集まるのは全国でも珍しいという。田中会長は「いつもとは一味も二味も違う講習会になると思うと、とても楽しみです」とあいさつした。
参加者は中学生から70歳代までと幅広く、学校の合唱部やサークル、合唱仲間などグループでの参加の他、個人の参加者もあった。
講師は日本のアカペラ会で活躍するトライトーンが務めた。課題曲には「上を向いて歩こう」を選定、楽譜を片手に講習は行われた。初めてアカペラに挑戦する参加者も多く、パートごとの発声やアカペラ特有の歌い方などを講師が熱心に指導。途中ユーモアを交えるなど、和やかな雰囲気で講習は進行した。
終了後、それぞれが希望のパートを担当して課題曲を歌い、参加者のうち約70人がステージに上がった。参加者は「普段と違う音楽ができて、良い経験になった」「とても楽しく分かりやすい講習会だった」などと話していた。トライトーンの多胡淳さんは「熱意ある皆様にご参加いただき、充実した講習会になった。これを機にポップアカペラに興味を持っていただけたら」と振り返った。
同連盟は今回の連動企画として来年2月の第24回コーラルフェストかわさきの前夜祭に、今回の講習会参加者と加盟団体が出演可能な「かわさきアカペラ公園2014」を初開催する。
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