「川崎市議会の今がわかる」無所属通信 寄 稿 市政がようやく市民の手に… 川崎市議会議員 かすや 葉子
私は、あいのりが嫌いです。
相乗りの結果の「なぁなぁ市政」は、果たして本当に市民のためになるのか疑問です。首長や市議会の選挙で国の政治の色分けをしてもらいたくありません。
昨年10月、本当に市民が選んだ市長が誕生しました。これからが、市長しての手腕を発揮していくところだと思っています。私は福田紀彦市長を応援したため、無所属の立場を選択しました。
しかし、「投票率が32%台とは情けない限りで、そんな市長で大丈夫なのか」と平然と批判する人がいます。その低い投票率でも勝てなかった相乗り組織ということになるのですが、そういうことには気づいていないようで、責任という言葉も忘れられています。
特別養護老人ホームの整備についての課題
特別養護老人ホームに関するデータです。早期入居希望者3915人、いずれ入居希望者1413人、合計5328人(昨年4月1日現在)となっています。
痰吸引、胃ろうなどの医療依存度の高い要介護高齢者に施設が対応しきれていません。
さらに障害者入所施設における敷設の整備が制限されている状況であることから、障害のある要介護高齢者の受け皿の機能整備が課題となっています。
障害者も65歳を迎えた時点で介護保険制度の対象者となりますので、障害者の高齢化に伴う介護施設での受け入れ方が問題になってきます。
第5期計画に基づく特別養護老人ホームの整備計画地をすでに市内に確保している状況ということですが、国は在宅で介護を行える対応に力点を置いています。自宅での介護を希望する人も多くなっていますが、「老老介護」の解消を図らなければならないと思っています。今後も介護状況の改善に向けて、取り組みを進めます。
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3月29日