来年創立30周年を迎える川崎高津ロータリークラブの会長に就任した 福嶋 徹さん 梶ヶ谷在住 71歳
「30年の節目 充実させたい」
○…「会長が頑張ることでクラブのムードが高まる。会長を任せられた以上、さらに活気あるクラブにしたい」。来年5月に創立30周年を迎える川崎高津ロータリークラブの創設当初からのメンバー。現在は会長として、会員32人(7月1日現在)の同クラブをまとめている。「20周年のときにも会長を務めた。若い人にももっと加わってもらい、30年という節目の年を少しでも充実させたい」と語る。
○…熊本県荒尾市の出身。歯科医だった父親の影響で、自らも歯科治療の道に進んだ。日本橋で勤務医として多忙な日々を送っていたとき、院長から区内梶ヶ谷での開院の話が舞い込んだ。「そのころ梶ヶ谷には歯科医院がなく、開院してくれる歯科医を探していた当時の梶ヶ谷の町会長さんが院長に声を掛けた」という。院長の薦めで、梶ヶ谷での開院を引き受けた。当時32歳。以後約40年にわたり「地元の人の役に立とう。皆と仲良くやろう」と地域に根差した診療を続けている。
○…「やりたいことがたくさんある。寝る時間がもったいないくらいだよ」。旅行やドライブに行くのが楽しみ。これまでにシンガポール、ベトナム、中国、韓国などさまざまな国を訪れた。「どこが一番良いとは言えない。それぞれの国に良さがあるからね」。我が子3人を育て上げ、4人の孫に恵まれた。孫たちを思い浮かべると「懐いていて本当に可愛い」。柔和な祖父の顔に変わった。
○…現在は子母口にも医院を持ち、歯科医である愛妻と力を合わせて両院を続けている。多忙な医療活動に加え、ロータリークラブの会長職をこなせるのは「全部妻がいてくれるおかげ。感謝しています」。支え合ってきた妻への思いが口をついた。ロータリークラブの魅力は「業種も年齢もさまざまなメンバーたちと知り合い、互いに助け合えることかな」。仲間たちとの団結を力に、30周年に向けて歩み続けていく。
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4月19日