9月1日の防災の日に先立ち、市は8月29、30の両日、高津区内の橘中学校、諏訪いこいの広場などで川崎市総合防災訓練を実施する。行政、企業、市民が協働し、実践的な訓練を通じて防災意識の向上を目指す。
市は年ごとに、同訓練を市内いずれかの区で実施。全市の消防、警察などが一堂に会する大規模な訓練を通じ、関係機関相互の連携強化を図る。今回の参加は計59団体、延べ1500人を予定している。
今年は高津区内を会場に、市内の町会などが参加する住民参加型避難所体験訓練を8月29日午後6時から同8時まで、橘中学校体育館などで行う。災害による停電時や夜間での避難所開設体験をはじめ、災害対応を疑似体験する「クロスロードゲーム」も行う。
災害応急対策活動訓練は翌30日午前9時から正午まで、諏訪いこいの広場(諏訪2丁目多摩川緑地内)で実施。負傷者の応急救護や初期消火訓練のほか、今年度市内に導入された水災害対応車を利用した水難救助訓練なども行う。市内の救命救急の専門医師らからなる「災害医療コーディネーター」を今年度、市が新設したことにともない、応急医療活動訓練も実施する。
さらに9月4日には、多数遺体取扱訓練を高津高校体育館で実施。遺体安置所の開設などの過程を学ぶ。
詳細情報の問い合わせは市総務局(【電話】044・200・2858)へ。
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