第5期高津区区民会議の委員長に就任した 冨田 誠さん 坂戸在住 66歳
『好きこそ物の上手なれ』
○…行政と区民が協同で区の課題解決に取り組む「高津区区民会議」の第5期が7月にスタートし、委員長に就任した。任期は2016年6月末まで。区民会議は第1期から全て携わってきた。委員は5期までという「しばり」があるため「最後のご奉公」なのだとか。「非常におもしろく、やりがいがある。区民のためになることを実現させたい。各種団体のコーディネート役を担いたい」と委員長としての抱負を語る。
○…高津区に住んで33年。区民会議以外にも自治会の会長や高津区社会福祉協議会の副会長を務めるなど様々な地域の活動に携わる。サラリーマンから独立し自営業を始めるタイミングで「自治会長を務めてほしい」と打診があった。人とかかわることが嫌いじゃない性格。誰もやる人がいないなら、と引き受けた。「好きで楽しんでやらせていただいている。『あんなこと、こんなことやってみたい』が、100%じゃないけど実現できる。創造できる仕事」と”地域活動”の醍醐味を語る。
○…インタビュー中、冗談を飛ばして笑いを誘う。区民会議の席でも同様なのだろう。「場の空気を和ませたい」という姿勢が染みついているようだ。温厚で親しみやすい。それでいて懐の広さも伝わってくる。趣味といえるものはないらしいが、たまにクラシックのコンサートに足を運ぶという。「半分くらいは夢の中」で楽しむのだとか。チケットは前売りでは買わず、必ず当日券のみ。「何があるか分からないから」。地域の活動のためにスケジュールは必ず空けておくのがポリシーだ。
○…「子どもたちの笑顔あふれるまち」が基本的な考え。「皆が挨拶できる地域コミュニティの構築にも取り組みたい」と意気込む。「責任、役割は簡単にできない。努力をする人がいないと次の世代には渡せない」。未来の高津を託せる人の育成も視野に入れ、まちの未来に思いを馳せる。
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4月19日