「犯罪抑止になれば」と柏木会長（左）と山上部長。場所は麹屋坂
地域の犯罪抑止力を高めようと、千年町会（柏木靖男会長）はこのほど、町内に３カ所、防犯カメラを設置し10月１日から稼働させている。
設置したのは、たちばなふれあいの森や橘緑地に通じる生活道路３カ所。通称「井戸坂」「大窪坂」「麹屋坂」と呼ばれ、橘小や橘中に通う児童、生徒らの通学路となっている。同所は暗く人通りが少ないため、過去に不審者の目撃情報が寄せられたこともある。
今回のカメラ設置は「防犯力の向上」を目的に、地域住民から要望が上がり実現した。１基につき２台カメラを取り付け、計６台。24時間稼働する。
同町内会は土日を除く毎日、小学校の下校時間に合わせて町内の防犯パトロールを実施。パトロールは今年で10年目を迎える。
同町内会の防犯部長を務める山上五郎さんは「全国で悲惨な事件が起こる中、何か起きてからでは遅い。犯罪抑止力を高め、地域を守っていきたい」と話した。
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