神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2014年10月10日 エリアトップへ

国民体育大会の競泳50m自由形で2位入賞を果たした 伊賀崎 ひかるさん 北見方在住 17歳

公開:2014年10月10日

  • LINE
  • hatena

夢くれる競泳に一途

 ○…悔しいながら、意味のある「2位」だ。国体に競泳50m自由形で出場した。予選は1位通過。決勝は予選2位の選手に敗れた。努力不足な面もあったかもしれないが、やりきったという気持ちは強い。「プールの壁にタッチした時、自分の泳ぎができたと思いました」。言葉には興奮が混じる。今までは緊張で本来の力を発揮できなかった大会もあった。しかし今回は、自己ベストタイムを記録。苦い経験を乗り越え、大きく成長を遂げた大会となった。

 ○…幼い頃から、泳ぐことが好き。5、6歳からスイミングクラブに通い、小学1年からは大会出場選手の養成コースで練習を積み、全国出場も経験。「ただただ、楽しくて泳ぎたかった」と、当時を振り返る。しかし、中学で初めて挫折を味わった。2年生になると、自己ベストが伸びなくなった。水泳が「つまらない」と悩んでいた自分を奮い立たせたのは、周囲の支えだった。「学校の先生や周りの人が『がんばってるのはわかってる』と励ましてくれ、ここでやめちゃダメだと思いました」。そして3年生の時、現状打破のため、それまで取り組んでいた200m個人メドレーから、現在の種目への転向を決意し、遂に花開いた。

 ○…あどけない笑顔とは裏腹に、負けず嫌いでストイック。「練習は人より少しでも多く。自分を追い込みたい。努力しないと天才には勝てない」。あまりの追い込みように、起きるのが辛い朝もあるが、「楽しい」とにっこり笑う。区内北見方から白鵬女子に通う。競泳生活の支援体制が整うだけでなく、保育・福祉コースで学べることも進路選択の理由の一つ。水泳を続けながら、保育園の先生になるのが夢だという。

 ○…将来は、日本代表としてオリンピックに出るのが目標だ。「泳ぐことで私は夢を見ることができる。今の私にはなくてはならないものです」。ゆるぎない瞳がキラリと輝いていた。

高津区版の人物風土記最新6

遠藤 勝太郎さん

町会ぐるみで地域の活性化に尽力する

遠藤 勝太郎さん

子母口在住 78歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

川崎市出身 26歳

4月12日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

川崎市在住 20歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

3月22日

稲垣 敬雄さん

フリスビーでドッジボール形式のゲームを行う「ドッヂビー」の普及に尽力する

稲垣 敬雄さん

久本在住 60歳 

3月15日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook