福田紀彦市長と直接対話する区民車座集会が12月8日、高津区役所で開かれた。毎月1回、各区で開かれており、高津区での開催は2回目。この日は18人の区民が市長に質問した。
質問のなかで、多数を占めたのが2つの住宅開発に関する内容だった。1つは野川の土砂災害警戒区域での開発行為に関するもの。もう1つは新作のマンション建設に関する公園設置に関する内容。
福田市長は「いずれも法令上に関わるもので行政が関与することが難しく、皆さんの期待に応えられないのがもどかしい」と答えるにとどまった。
そのほかの質問は学童保育所に対する補助について、タクシー利用券、溝口の自転車問題、新たなバスルートを求める、水路の水質改善、マンション住民の連携の必要性など。当日の内容は動画配信サイトYouTubeで閲覧できる。
福田市長は参加者に「自分たちの街は自分たちでつくっていくという感覚でやらないと良い街はできないと思っている。これからも皆さんにご協力いただきたい」と呼びかけた。
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