「日本の仕組みは地方から変える」No.18企画・製作/小川あきのぶ事務所 「地域の寺子屋事業」をモデル実施 川崎市議会議員(新しい川崎の会団長) 小川あきのぶ
「地域の寺子屋事業」がモデル実施されています。地域の人材を活かして学習支援と体験学習・世代間交流を行う事業ですが、高津区では久本小学校がモデル校となっています。
Q.「高津で月食を見る」はどんな体験学習?
A.10月8日、久本小学校で地域の寺子屋事業による体験学習が行われたので、足を運んできました。テーマは「高津で月食を見る」。3年ぶりの皆既月食を見るために集まってきた保護者と子どもは200人を超え、大盛況でした。
Q.当日の様子は?
A.まずは体育館で説明を受けます。「なぜ皆既月食中の月は赤く見えるのか」など、大人でもわからない事もわかりやすく説明してくれます。説明の後、わくわくしながら校庭に出てみるとすでに月が欠けています。その後一時間ほどで、ついに皆既月食がはじまりました。この頃になると飽きてきた子どもたちが校庭を駆け回っていましたが、真っ暗な中、学校に集まったということ自体がきっといい思い出になるでしょう。
Q.子どもたちは体験が不足している?
A.周囲で聞く小学校受験の話の中では、単に「勉強をさせたい」というだけでなく、「色々な体験ができる」ことに魅力を感じている保護者も多いようです。
たしかに都市化が進んだ川崎市では、いろんな体験ができる遊び場はとても少なくなっているのかもしれません。それでも「地域の寺子屋事業」を通じて保護者にとって魅力的に映る、いろんな体験ができる楽しい学校づくりが進めばいいですね。
夜しか見ることができない月食は、まさに地域の寺子屋にうってつけのテーマだったようです。大人ですらわくわくしてしまうのですから、子どもたちにとっても本当にいい思い出になったのではないでしょうか。
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4月19日