地域の防火防災の祭典として毎年恒例の高津区消防出初式が1月12日、かながわサイエンスパークで開催された。主催は高津消防署(越谷成一署長)、高津消防団(河原金藏団長)。
「教訓を 生かして備える 大災害」をスローガンに、消防署員、消防団員、家庭婦人消防隊、少年消防クラブら計281人が参加。会場には見学者が多数来場し、市の消防音楽隊の演奏、カラーガード隊「レッド・ウイングス」のドリル演技などに見入っていた。
越谷署長は「昨年の区内の火災件数は一昨年に比べて減少した。区民の皆様が防火に尽力いただいた賜物」、河原団長は「中学生からなるジュニアハイスクール消防隊を経験した生徒は、これまでに延べ100数十人に上る。将来は彼らの中から消防隊員、消防団員が出てほしい」と語った。
屋外ではジュニアハイスクール消防隊のメンバーが消防ホースキットを使って消防演技を披露し、来場者から拍手を浴びていた。
同署によると、市内の火災件数は昨年381件で前年比44件増、一方区では13件減の48件にとどまった。
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