県政レポート【8】 知事に提言書を提出 神奈川県議会議員 斉藤たかみ
昨年末、私は維新の党県議団政調会長として「平成27年度予算編成・施策展開に関する提言書」を取りまとめ、知事に提出しました。
神奈川県は歳入面において、県税収入の割合が約６割を占め、これは全国的に見ても高い割合にあります。また、法人県民税や事業税も主たる税源であることから、景気の動向に大きく左右されるため、不安定な税収構造となっています。
加えて近年は、国の政策実現の手段の一つとして地方税が使われ、県税収入が減収影響を被ることが増えていると私は感じています。
一方、歳出面では急速に進展する少子高齢化に伴う介護・措置・医療関係費等の増加が見込まれ、歳出における義務的経費の割合は、より一層高くなることが避けられない状況です。
このような背景もあり、来年度予算編成における財源不足額が現時点で約５５０億円見込まれるなど、県の財政運営は今後ますます厳しくなることが予想されるため、来年度予算編成及び施策展開において、さらなる「選択と集中」及び「費用対効果」という視点を忘れることなく反映するよう知事に求めました。
提言書の詳細は、私のＨＰにアップしてあるので是非ご覧になってみて下さい。今後も高津区の代表として、しっかりと県政改革に取り組んでまいります。
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