一般会計を過去最高の6189億円とした川崎市の2015年度当初予算案。そのうち高津区の予算は、前年比3億4300万5千円増(67・2%プラス)の8億5379万7千円が計上されている。
大幅な増額となったのは、本庁が所管していた区役所施設などの管理運営のための予算権限(3億4493万6千円)が区に移譲されているため。同予算を差し引くとほぼ前年と横ばいの予算規模となる。区の機能強化に向けた取り組みで全市的なものだ。
前年度に初めて予算化された区の新たな課題に即応するための取り組み(500万円)は継続して予算化されている。
高津区の予算を分野別にみると「総合的な子ども支援の推進」の予算が827万5千円となっており、前年比353万2千円の増(74・4%プラス)となっている。保育園選びをサポーするため、園を紹介する映像を作成しYouTubeなど動画配信サイトで閲覧できる事業が計画されている。
そのほか前年度より増額された分野は「地域福祉・健康づくりの推進」=介護、医療の関係機関ネットワークづくりなど、「環境まちづくりの推進」=庁舎内の照明のLED化など。
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