溝口を舞台としたギャグ漫画「天体戦士サンレッド」の完結記念イベントとして3月7日、作者・くぼたまことさんのサイン会が文教堂溝ノ口本店で行われ、単行本を手にしたファンが100人以上押し掛けた。
同作品は2004年から10年間、ヤングガンガン(スクウェアエニックス出版)で連載。アニメ化もされている。くぼたさんは久地駅や中野島駅付近に住んでいたことがあり、作中には溝口駅周辺や多摩川の土手などが登場する。行政と連携し区の魅力PRに協力するなど地域密着型漫画として親しまれてきた。
埼玉から訪れた男性(33)は「目の前でイラストを書いてもらえ嬉しい。舞台となった区役所や駅を見て感動した」と話し、文教堂の嵯峨野敏之さんは「何度かサイン会をお願いしていた。最後に念願叶い、実現できて嬉しい」と感激した。
くぼたさんは「これからもヴァンプ将軍が楽しく買い物ができる温かな地域でいてほしい」とメッセージを送った。
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