高校野球・夏の全国大会が始まった1915年(大正4年)から100年。球児たちの暑い季節が今年もやってくる。
第97回全国高等学校野球選手権神奈川大会(主催・県高野連、朝日新聞社)が7月11日(土)に開幕する。開会式は同日正午、横浜スタジアム。決勝戦は7月28日を予定している。
今年は県内から全186チームが集う。8月6日に阪神甲子園球場で始まる全国大会への出場をかけ、強豪ひしめく神奈川の頂点の座を狙う。
区内からは高津高校野球部が出場。初戦は12日、サーティーフォー相模原球場で県立旭高校(横浜市旭区)とあいまみえる。
高津高校野球部はマネジャー含め37人。野田祐作監督は「キャプテン、エースらが中心となり、しっかりとした守備ができるチーム」と評価する。「できるだけ無駄な失点、進塁を許さず、少ない攻撃のチャンスを十分に生かせるかが勝負。ランナーを送る場面ではしっかりと送ることが大切。また、思い切ったフルスイングのバッティングを意識して試合に臨んでほしい」と語る。
キャプテンとしてチームをまとめるのは蛯原友和さん(3年、幸区在住)。「前回の大会では、チーム全体があまり打てず、涙をのんだ。でも最近はチームとして状態が良くなってきた。打撃力を強くし、基本を大切にして目の前の一戦一戦を戦いたい」と話す。
今年春の県大会では、中原区の橘高校がベスト4まで勝ち進んだ。その活躍が、高津高校野球部メンバーを奮い立たせた。「橘高校より多く勝ってみせる」。意欲を燃やす球児たちの夏が、明日、幕を開ける。
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