志高く真摯に市政へ 市政リポート【2】 市の課題に初の一問一答 川崎市議会議員 さいとう伸志
議会の第3回定例会が7月8日で閉会しました。議員になってから初の定例会でしたが、市長提案の議案(特別秘書)が41年ぶりに否決されるなど、非常に注目された議会でした。
7月6日、私にとって初となる一般質問を行いました。一般質問とは議員個人が市長や市の執行部に対して行政事務などの執行状況、事業の将来の方向性などを質すものです。
今回、私が質問したのは【1】津田山駅橋上駅舎化延期について【2】東京オリンピック・パラリンピックに向けた本市の取組について【3】中小企業支援策について、の3点です。
津田山駅の新駅舎
津田山駅は、自由通路やバリアフリー化の新駅舎の工事が平成26年度末に着工予定だったのですが、延期となっています。市は「平成28年度の予算化と着工を目指す」とのことですが、現実的に可能なのか?執行部に質問しましたが、まちづくり局からは明確な答弁がありません。そこで通告をしておりませんでしたが、福田市長に直接「来年度の工事着工に前向きであるのか」と質問をぶつけ、市長からは「28年度めざして調整している。鋭意取り組んで参りたい」との答弁をもらいました。津田山駅利用者にとって早期整備が切実な願いであるため、平成28年度の工事着工を強く要望いたしました。
東京五輪はビジネスチャンス
東京オリンピック・パラリンピックについてですが、川崎市は大会会場から近いため地元企業や商店街などは多くのビジネスチャンスが見込まれます。市から企業、商店などへ、どのような支援を行っていくのか?経済労働局の答弁は外国人観光客向けのガイドマップの作成など民間事業者の集客に向けた活動を積極的に支援していくとのこと。私は官民が一体となって全市で盛り上げていく環境整備を求めました。
さらなる中小企業支援を
私が力を注いでいる地域経済の活性化=中小企業支援策について、人材不足への対策、資金調達の円滑化への支援、知的財産交流事業についてなど多岐に渡り質問しました。市は様々な施策で中小企業を支援しているようですが、私は政府に取り入れられている「知的財産交流事業」を筆頭に他の支援策の更なる充実を要望させていただきました。
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4月19日