賞状を手にする中島教諭
坂戸小学校合唱団は８月７日、神奈川県立音楽堂で開催された「第82回ＮＨＫ全国学校音楽コンクール」（Ｎコン）の神奈川県大会に出場し、小学校の部計25校のうち銀賞を獲得した。
同校合唱団は２００９年から５年連続、同県大会で金賞を手にし、県内トップクラスの実力を誇る合唱団として注目を集めている。銀賞の獲得は昨年に続き２年連続になった。
今回出場したのは、小３から小６までの計37人。指導にあたる中島はるみ教諭によると、子どもたちは練習の成果を発揮してハーモニーを響かせたが、惜しくも金賞奪還は叶わず「悔しくて泣いている子もいた」。
あえて、小学生の歌うレベルではない高度な曲を選び、会場中に響き渡る声量を身に付ける練習に力を入れてきた児童たち。「本選当日、声はよく出ていた。ただ僅差で金賞には届かなかった」と中島教諭は語る。上位に選ばれた学校はいずれも実力が高く「どこが金賞でもおかしくなかったと思う」と評価した。
同合唱団は現在、９月26日にノクティホールで開催される「ノクティ市民コンサート」での合唱披露に向け練習に励んでいる。
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