様々な催しで賑わった会場
市内の理美容師らでつくるＮＰＯ法人プリックジャパンビューティー（以下プリック）が７月28日、チャリティーカットを溝口で開催した。「世界の子どもたちに教育と自立、夢と希望を」と呼びかけ、４８３人が来場し、過去最高の67万４７７６円の寄付が集まった。
このチャリティーカットは理美容師が無償でヘアカットなどのサービスを提供し、一般の利用者が寄付として決まった金額以上を支払う仕組み。プリックは98年頃からチャリティー活動を開始。06年からは途上国の子どもを支援しようと、カンボジアに学校を建てることを目的に取り組んできた。
19回目となった今回は４校目の建設が目的。活動を続ける中、理美容師だけでなく、ネイリストやパフォーマーなどにも広がり、今回は１０１人がボランティアとして協力した。利用者側もプリックの趣旨に賛同し、リピーターが増えているという。
チャリティーカットのリーダー、矢花敬さん（多摩区／美容室ルカ）は「子どもへの支援は大切なことで、この活動は未来につながるもの。来年以降もしっかりと続け、多くの人の協力を得たい」と話している。
この寄付金は各店舗に集まった募金と合わせてシャンティ国際ボランティア会を通じ、カンボジアの小学校建設費に充てられる。
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