「今日も元気か」「このペースだと遅刻するよ」―。 蟹ヶ谷自治会(長谷川功会長)では、ボランティアが毎朝子母口小学校の通学路に立ち、児童の安全を見守る活動が行われている。 「地域安全パトロール隊」と呼ばれるこの活動は、結成10年、現在7人が参加している。同校と連携を図りながら、登校日、午前7時半から8時半まで交通量の多い通学路6カ所に立ち、交通安全指導を行う。
隊の発起人であり、隊長の相葉浩さんは「自治会には300人ぐらい児童がいるけど、挨拶する子も、しない子もみんなの顔がわかるよ」と話す。隊の平均年齢は70歳を超える。1人で登校する子に声をかけ、遅刻した児童に一緒に付き添って学校まで行くことも。「本当の孫のようだね」と隊員たちは口を揃える。
「朝が早いから家族の協力があってこそ。できる限り、続けていきたい」と相葉隊長は話す。
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