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高津区版 公開:2016年2月12日 エリアトップへ

高津市民オーケストラ 節目の20回定期演奏会 20日にミューザ川崎で

文化

公開:2016年2月12日

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指揮者の末永隆一さん(右)の指導の下、練習に励む団員(多摩市民館で、6日撮影)
指揮者の末永隆一さん(右)の指導の下、練習に励む団員(多摩市民館で、6日撮影)

 高津市民オーケストラが今月20日、ミューザ川崎シンフォニーホールで「第20回記念定期演奏会」を開催する。節目の公演に向けて、メンバーらは「今までの集大成を披露したい」と意気込んでいる。

 今回の演奏会では、ブルックナーの「交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』」に挑戦する。演奏時間は約70分。「音の響きを大切にする荘厳な曲。自主公演でこれほどの大曲を演奏するのは初めて」と、同オーケストラ運営委員長の南卿子さん(バイオリン)は話す。

 高津市民オーケストラは1992年に創立。地元有志で活動を始めたことをきっかけに、15人ほどの小さな団体として始動した。94年に第1回定期演奏会を成功させ、ファミリーコンサートなどと合わせて年に1〜3回のペースで音色を奏でてきた。現在では高津区をはじめ、横浜市や世田谷区などの住民約60人が参加。年齢層も20〜80歳代と多様だ。

 「地道に練習を重ねる過程を大切に」を基本姿勢に、演奏会に向けては、昨年6月から練習を開始し、週1回の練習日には団員のほぼ全員が集まった。

 「今回の曲は体力、精神、技術的に大変な部分がある」。今公演でタクトを振る指揮者・作曲家の末永隆一さんは話す。末永さんは同オーケストラ創立から指導に携わっており、ブルックナーの造詣も深く、団員の中には「いつか末永先生とブルックナーを演奏したい」という思いを持つ人も多かったという。末永さんは同オーケストラを「根気強く、簡単に諦めないのが特徴。本番では強い忍耐力をもって臨んでくれるはず」と期待する。

 代表の佐藤顕一さん(バイオリン)は「地域の方々に支えられてきた。これからも音楽の楽しさを伝え、幅広く色々なことに取り組みたい」と未来を見据える。

 同演奏会は20日(土)の午後0時50分開場、1時30分開演。全席自由席。チケット代は前売り1300円、当日1500円。問い合わせは高津市民オーケストラ専用ダイヤル(【携帯電話】080・4408・3919)。

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