高津区が地域住民らと連携・協力し、地域の課題を解決する「高津区市民提案型協働事業」。今年度の同事業の公開プレゼンテーションが11日、高津区役所で開催された。4団体がプレゼンテーションを行い審査委員に向けて提案内容を説明した。
同事業は多様化する地域の課題に対応するために、区が市民から事業の提案を受けて協働で実施し、課題の解決を図ることを目的としている。区は1事業あたり150万円を限度とした経費を負担。事業実施の際は協働の相手方としての役割を担う。区の担当者は「区役所が思いつかないような視点で提案してくれることを期待している」と話す。
今年度の公開プレゼンテーションに進んだ事業(団体名)は、「高齢者の地域サロンから出発!〜主体的・継続的に活動する拠点〜」(NPO法人コスモス)、「みんなで楽しむフラッシュモブ」(ダンスラボラトリー)、「多様な地域住民が集い、みんなが友達になるためのプロジェクト」(THEアートプロジェクト多文化読み聞かせ隊)、「まなびとつながり パパと一緒に! たかつ いぬふれあい広場」(NPO法人シェアドッグスクール)。
プレゼンテーションでは各団体の代表者がパワーポイント等で具体的な事業内容や展望、予算を発表した。審査委員が実現可能性や事業の効果について質問する光景も見られた。
発表された事業は、審査員が妥当性や効率性、費用対効果などの項目から評価される。予算等も考慮した上で区長が最終決定を下し、3月上旬頃に公表されるという。
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