志高く真摯に市政へ 市政リポート【7】 予算議会がスタート 川崎市議会議員 さいとう伸志
２月15日より平成28年第１回定例会「予算議会」がスタート致しました。33日間の審議が行われます。
先の報道発表にもありましたように、平成28年度一般会計予算案が６３９０億円と過去最大となり、特別会計と企業会計を合わせた総額が１兆３８８０億２５９９万円となりました。
今まで、市長が積極的に推進してまいりました、待機児童対策の継続的な推進、小児医療費助成制度の充実、中学校完全給食の推進、川崎らしい地域包括ケアシステムの構築に向けた取組み等の政策に加え、「力強い産業都市づくり」成長に向けた取組みとして、国際化に対応したイノベーションの推進、臨海部における国際戦略拠点の形成、広域拠点・地域生活拠点等の整備、そして中小企業の支援・商業の振興は、平成27年第５回定例会で可決された「中小企業活性化のための成長戦略に関する条例」に基づく取組みを推進していくとのことであります。
この中で、私の政策で最も力を注いでおります中小企業の支援と商業の振興等も含めた「地域経済の発展」に充てられる予算は、３２０億円強であります。
主な事業としまして、中小企業の競争力強化と活力ある産業集積の形成では知的財産マッチング支援、ものづくり技術の高度化及び販路拡大等、市内中小企業の資金繰りの円滑化また、ベンチャー企業の起業・創業へ向けた投資家等の専門家による個別・集中支援を行うなど多くの事業により地域経済の発展に向けた予算が組まれております。
皆様の生活に直結する地域経済であります。初の予算議会、しっかりと効果が出るように本定例会も議論してまいります。
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