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高津区版 公開:2016年3月4日 エリアトップへ

市民劇団 40年の時を越え 名作上演 日本版初演の溝口舞台に

文化

公開:2016年3月4日

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演出家のふじたあさやさんの指導のもと、稽古を重ねる劇団員ら
演出家のふじたあさやさんの指導のもと、稽古を重ねる劇団員ら

 1976年に高津区の多摩芸術学園(現・多摩美術大学)の卒業公演として初上演された「わが町―溝の口」が、3月10日(木)から川崎市アートセンターで上演される。今回は麻生区、多摩区、宮前区、中原区の地域住民らで構成される市民劇団「劇団わが町」が舞台に挑む。

 ソーントン・ワイルダーの名作戯曲「わが町」の舞台を溝口に置き換えた「わが町―溝の口」を、市民劇団「劇団わが町」が上演する。「わが町―溝の口」は1976年に国内で初演されて以降、「わが町」を他のさまざまな町に置き換えて上演する発祥となった作品だ。

 40年の時を越えた上演に挑む「劇団わが町」は地域住民ら約50人からなり、7歳から78歳が所属している。同劇団は、舞台芸術を観るだけでなく、参加する楽しみも知ってもらいたいと、2012年6月に立ち上げられた。市アートセンターでの旗揚げ公演が「わが町―しんゆり」で、以降も巡回公演してきたこともあり、今回の挑戦となった。

 「わが町―溝の口」は、故・長岡輝子さんの翻案、演出により1976年、多摩芸術学園(現・多摩美術大学)の卒業公演として高津区民ホールで初演され、第5回川崎市文化賞を受賞した。同作は、明治時代の溝口近辺を舞台にした日常生活の大切さなど普遍的なテーマをとらえ、日本国内のさまざまな町に置き換えて上演する祖となった。

 40年の時を越えた上演に挑戦するにあたり、今回演出を務めるふじたあさやさんは「今だったら、長岡さん、きっとこうなさるだろう、という舞台を作って長岡さんに捧げたい」と語っている。

 公演日程は3月10日(木)から13日(日)までで、ダブルキャスト上演。チケットは有料。詳細・問い合わせは市アートセンター(【電話】044・955・0107)へ。

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