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顎のズレを治療して歯並びを整える 外科的矯正治療とは？ 宮崎台やすい矯正歯科クリニック
大きな下顎や顎の側方のズレなど、長年顔のバランスに悩みを抱える人も多い。今回は骨格のズレを整えることで噛合せを改善させる「外科的矯正治療」について『宮崎台やすい矯正歯科クリニック』の安井正紀院長に話を聞いた。
安井院長は「思春期以降、下顎が著しく大きいまたは小さい、横に曲がってしまっているといった場合、骨格のズレを治さなければしっかりとした噛合せを作ることができません」と話す。
骨格のズレを整える方法として「外科的矯正治療」がある。その治療法は全身麻酔で口の中から骨を切り、顎を適切な大きさと適切な位置に戻していく。顔には傷は残らない。その場合、健康保険が適用される。
治療の進め方は？
治療はまず通常の矯正治療の検査を行い、次にＣＴ撮影をして顎のズレを確認していく。その後、通常のワイヤー矯正治療（術前矯正）を行い、外科的手術に入る。術後はさらに矯正治療（術後矯正）を行い、最終的な噛合せを整えていく。期間は２年〜２年半程度だという。
安井院長は「美容整形とは異なり、矯正医が目指すのは噛み合わせと顔つきの調和を図ることです。この治療法は患者様にとって手術を要するため、決断するのに悩まれる方も多い。担当矯正医と十分な話し合いをして治療方針を決めることが大切です」と話す。
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