高津区区民会議の第6期がスタートした。7月25日に高津区役所で1回目の全体会議が開かれ、山田祥司区長から委員に委嘱状が手渡された。委員長には遠藤勝太郎氏が就任した。
区民会議は、地域の課題を市民と行政が協働で調査・研究し、解決に導くために設置され、これまで5期10年取り組まれてきた。
第6期の高津区区民会議は町会や各種団体、公募などから20人が委員として山田区長から委嘱された。任期は2018年6月末まで。
山田区長は挨拶で「この10年で課題が全て解決したわけではない。10年を土台に、着実な議論を展開してもらいたい」と話した。
市の「附属機関等の設置に関する要綱」で「委員の在任期間は、委員就任時において通算10年を超えないものとする」と定められている。そのため11年目となる第6期は、これまで委員を務めてきたベテランが退き、新任の委員が7人いる。
三役には委員長に遠藤勝太郎氏、副委員長に秋山明氏と須見登志美氏、書記に角田仁氏を選出。遠藤委員長は「高津区民の生活をより良いものにするために活動していきたい」と意気込みを語った。
会議では各委員から防災、地域コミュニティーなど地域が抱える様々な課題が発表された。第6期で取り組むテーマは、8月30日に開かれる課題検討会で絞られる。
第6期の委員は次の通り(敬称略)。▽委員長/遠藤勝太郎(全町連=橘地区)▽副委員長/秋山明(区長選任)、須見登志美(たちばな農のあるまちづくり推進会議)▽書記/角田仁(高津区地域教育会議)▽委員(地区別)/河西良則(全町連=高津地区)、日野屋喜久男(全町連=高津地区)、浅田幾美(全町連=高津地区)、坂田重男(全町連=橘地区※新)、横山滋(公募=高津地区)、櫻井良雄(公募=高津地区※新)、角地隆光(公募=高津地区※新)、後藤千代子(公募=高津地区)▽委員(分野別)/森守(高津区安全・安心まちづくり推進協議会※新)、小宮秀樹(高津区社会福祉協議会)、堅田亮(高津区民生委員児童委員協議会※新)、吉岡美穂(高津区子ども・子育てネットワーク会議※新)、菊地正(高津総合型スポーツクラブSELF※新)、山田利雄(エコシティたかつ推進会議)、大野巳津子(高津区文化協会)、吉田知敬(高津区まちづくり協議会)
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