大きな秋の味覚が、今年も収穫を迎えている。高津区宇奈根在住の河原昶(いたる)さん(82)が育てる大玉の柿「太秋(たいしゅう)」=写真。大きいもので通常の柿の約3倍にあたる重さ600gほどにまで成長する。メロンのような甘さとシャリシャリとした食感が特徴で、市内からはもちろん、横浜や東京からも注文が殺到する。
今年は例年より早い9月19日頃から収穫を開始。数匹のカラスが実をつけた柿を狙っていたため、威嚇しながら大切に育ててきたという。「(大切なのは)妥協しないこと。苦しくてもやり抜かないと結果は出ない」と河原さん。栽培は21年目。「皆さんが背中を押してくれるから続けられる」と笑顔で話していた。
問い合わせは河原さん(【電話】044・822・3333)。
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