小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載205回 「くにこ」の県庁見聞録 姉妹州友好提携35周年
(司会)くにこさん、先日のメリーランド州立大学から来日した博士の米大統領選挙についての「講演会」は大成功でしたね。
(くにこ)はい、お陰様で。県庁の伝統ある大会議場が傍聴席まで満席でした。タイムリーな内容でしたから、参加した人は、面白かった、勉強になった、と喜んで下さいました。司会者として本当に充実感のある会だったと感じています。
(司会)くにこさんが司会をされたのは、議員連盟のメリーランド州担当幹事と自己紹介してましたけど?
(くにこ)神奈川県と米国メリーランド州は姉妹州提携して今年で35周年。周年事業を本県で開催したのは今回が初めてなんですよ。
(司会)そうなんですか?
(くにこ)ええ。私は10年程前に政務調査会視察で、メリーランド州を訪問しました。そこで、あちら側の姉妹州委員会委員長を務める岡島さんという女性と友達になったんです。なので副議長視察も迷わずメリーランド州を選びました。ワシントンDCのお隣の州で、国立衛生研究所、がんセンターやアナポリス海軍士官学校がある伝統ある州なんです。
(司会)充実した副議長視察だったんですね。
(くにこ)勿論です。でね、今年8月にメリーランド州と日本政府が協定書を結びリニア建設、産業貿易、教育連携を深める事になったんです。横須賀ベースには、メリーランド州立大学がキャンパスを持ち、軍人が学位を取れるシステムを持っているので、姉妹州である本県とは積極的により連携を深めたい、という事で、本国から教授が急きょ来県したんですよ。
(司会)素早い反応ですね。
(くにこ)姉妹州委員長の岡島さんが非常に早く情報をくれ、2人でメリー大を迎える準備を始めました。何よりも、本県の子ども達が、より優れた英語教育を受けるチャンスを持てるように、という願いや期待が私たちを突き動かしました。
(司会)そこで、議員連盟の幹事として講演会の司会を務めたんですね。
(くにこ)開催の準備も大変だったんですよ。今回の周年事業が第1歩。小学校から英語教育が始まる時代ですから、姉妹州として子どもたちのために連携を深める努力をいたします。
|
|
|
|
|
|
3月29日