水球の第92回日本選手権大会が7日から9日まで東京辰巳国際水泳場で開かれ、高津区出身で(株)プラザハウス所属の荒井陸(あつし)選手と宮前区在住で東京ガスエスネット(株)(本社/多摩区)所属の飯田純士(あつと)選手が登録しているチーム「Kingfisher74」が、見事優勝を飾った。
同チームは、日本体育大学のOBらによるチーム「全日体大」が今大会から名称変更したもので、今回の優勝は前身から数えて4年連続38回目。
両選手とも8月に行われたリオ五輪の日本代表メンバーで、今大会も活躍。荒井選手は「オリンピック後で疲労感があったが、会社の後押しでうまく調整ができた。決勝の相手のブルボンは、リオに出場したオーストラリア代表が2人加わり強かったが、勝てたのは収穫」と話した。
また、飯田選手は「昨年までとはかわり、初の社会人チームで優勝できホッとしている。負けられない重圧の中一安心。11月の代表戦の選考にもアピールできた」と話した。
両選手は、順当に代表に選ばれれば11月に東京で開催されるアジア選手権に出場する。
荒井選手がハンガリーのプロチームと契約
荒井陸選手が、このほど水球大国ハンガリーのプロチームと契約した。
同選手は、身長168cm・64kgと水球界では小柄ながらスピードを武器に大柄な外国人選手とも互角に渡り合い「世界一小さな巨人」の異名をとる。
そうした実績が認められ、今回ハンガリーのプロチーム「RACIONET Honved」から契約のオファーが届いた。
同選手はすでに現地に出発。出発前に「行くだけでは意味がないので、日本人のよさをアピールしたい」と力強く語った。
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