高津消防署(森下泰弘署長)と神奈川県警、千葉県警の広域緊急援助隊は10月18日、橘処理センター(休止中)で地震災害に備えた連携訓練を実施した。
広域緊急援助隊は各都道府県に置かれ、大規模災害時には県を超えて救出救助を行うチーム。訓練は神奈川県東部を震源とするマグニチュード8・0の直下型地震が発生し、3階建て事務所の1階部分が倒壊して人が内部に取り残されている想定で実施した。
連携訓練には75人が参加。状況が刻々と変化していく想定の中、消防側と緊急援助隊側は建物2階から進入。情報を共有し、臨機応変に活動方針を変更させながら、2階の床にドリルなどで穴を開け、救助活動を行った。
高津消防署の小沢稔警防第2課長は「互いに保有する資材が違う中、確認し合って利点を生かす良い訓練ができた」と話していた。
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