年明けの解散もささやかれる中、野党共闘をテーマにした講演会が21日、てくのかわさきで開かれた。主催は市民団体・高津革新懇。
会場には、民進党、共産党、自由党(旧生活の党)、社民党から国会議員の現職や元職らが来場。主催者によると、夏の参院選後に川崎市内で野党4党が一堂に会するのは初だという。
次期衆院選で神奈川18区(高津区、宮前区、中原区の一部)から立候補予定の三村和也氏(民進)と樋高剛氏(自由)も参加。現状では議席を争う立場の2人だが、挨拶ではともに「野党が力を合わせることの重要さ」を訴えた。
神奈川18区は前回衆院選で5人の候補者が立候補した激戦区。高津革新懇の事務局を務める柴田昇さんは「野党4党に対して、候補者を一本化するための話し合いをしてほしいと要請するつもり」と話す。
この講演会の講師には、上智大学国際教養学部教授で、市民連合の呼びかけ人としても知られる中野晃一氏が登壇。中野氏は270人の来場者を前に、過去の選挙結果などにふれつつ「野党共闘は結果が出ている。国民があきらめないためにも、野党が共闘することが大事」などと話した。
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