川崎市立東橘中学校の吹奏楽部が11月19日、昭和女子大学の人見記念講堂(東京都世田谷区)で行われた「第2回全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクール」(主催・一般社団法人日本吹奏楽普及協会/産経新聞社)で優勝を果たした。3年生にとって最後の大会で得た栄冠。喜びを胸に年末の定期演奏会に挑む。
同コンクールには今年から中学校の部が新設され、予選のテープ審査を通過した6校が出場した。東橘中吹奏楽部はオリジナル楽曲を含む3曲を演奏。全国規模の大会に何度も出場している腕前を披露し、優勝に輝いた。「(大会の)雰囲気が直前までわからず不安もあったが、楽しめた。吹いていて気持ちが良かった」と部長の中川里奈さん(3年)は笑顔で振り返る。顧問の飯島一樹教諭(29)も「必死に練習してきたことが実って喜ばしい。3年生にとって最高の形で終えることができた」と称えた。
同部には63人が所属。平日は朝と放課後、休日は8時間の練習に励む。今年は『全力疾奏〜music that stays in hearts〜』をテーマに、心に残る音楽を演奏することを意識してきたという。
12月23日(金・祝)には、川崎市教育文化会館で「第16回定期演奏会」を開催する。午後2時30分開演。入場無料。中川さんは「テーマの通り、来場者の心に残るような良い音楽を作りたい」と意気込んでいる。問い合わせは同校(【電話】044・766・1649)。
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