次期衆院選に向けて、神奈川18区(高津区、宮前区、中原区の一部)で野党統一候補の実現を求める市民団体「18区市民の会」が昨年12月12日に発足した。
「戦争と格差のない未来を!」をテーマに掲げ、安全保障関連法の廃止などを目標に野党4党(民進、共産、自由、社民)の統一候補の実現を市民から働きかけるという。
18区の野党では民進党の三村和也氏、自由党の樋高剛氏が立候補を予定している。同会では独自の候補者擁立はしない方針。共同代表の一人、田村富彦さんは「政党が決めた候補者を勝たせるのが私たちの役目。その候補者に私たちの『政策』を受け入れてほしい」と話す。「諦めたら負けと思って立ち上がった。賛同が広がっており、実現に向けて大きな輪にしていき、市民の声を高めていきたい」と意気込みを語った。
結成への呼びかけ人は61人(12月22日現在)。市民の個人参加の会だが、市民団体の参加も柔軟に対応する考えだ。今後、高津区で集会などを予定している。
同会の共同代表は次の通り(敬称略)。▽高津区/安藤八重子(アナウンサー)、田村富彦(エディタープレス代表)▽宮前区/若原弘道(安保法制廃止を呼びかける宮前の会)、渡辺啓二(鷺沼キリスト教会牧師)▽中原区/川岸卓哉(弁護士、あすわか)、長谷川唯(写真家、元シールズ)。
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