昨年12月に100回目を迎えた「久末農産物品評会」を祝う記念祝賀会が2月10日、セレサ川崎農業協同組合本店で開かれた。
久末の生産者たちによって1916(大正5)年から始まり、戦中・戦後の混乱期にも一度も休むことなく代々続けられてきた品評会。当日は会場内に野菜の宝船も展示され、生産者や地域住民、JA関係者ら100人以上が参加。黒岩祐治県知事や福田紀彦市長のほか、多数の来賓も祝福に駆け付けた。
黒岩知事と福田知事からは感謝状が贈呈され、福田市長は「都市農業の礎として川崎市の大きな誇り。行政としても学校給食などを通じて久末産野菜の素晴らしさを伝えていきたい」とあいさつ。
実行委員長の根笹雅之さんは「100年間休むことなく続けてきた先輩方の努力に感謝したい。歴史を引き継ぎ、これからも努力していきたい」と語った。
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