高津区版 掲載号:2017年3月10日号
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このほど保存が決まった「かすみ提」を保存する会代表を務める 久郷 則男さん 久地在住 72歳

地域の意志貫いた10年間

 ○…「住民の10年間にわたる活動が実って本当によかった。『かすみ提』は地域住民にとって大切な憩いの場。これから有意義な利活用を行政と一緒に考えていきたい」。悲願だった「かすみ提」の保全が決まり、喜びと安堵の表情を見せ、「これまで歴代の町会長や皆さんのおかげで会を運営できた。頼りない代表だったけれど、少しは地域に貢献できたかな」と語る。

 ○…久地第二町会が「かすみ提」を保存する会を設立したのは2012年11月。それまで同地保全を目的に町会内に07年から設置されていた「かすみ提推進委員会」の委員として国交省や行政と交渉してきた経緯から、同会設立時から代表を務めてきた。「何としても保全したい」という強い気持ちで日々仲間と共に地域や企業、保育園などを署名集めに回った。「大変だったけど、地域が一層まとまっていく気運が楽しかった」と振り返る。

 ○…結婚を機に久地に住んで約40年。サラリーマン時代は出張も多く、全国を飛び回っていたこともあり「自分の住んでいる地域のことは妻任せで、何も分からなかった」と笑う。町会に関わるようになったのは定年後。声を掛けられ「よい機会かも」と参加するうちに、地域住民の繋がりや静かな住環境、そして「かすみ提」など改めて知る久地の魅力に惹かれていった。そんな時に「かすみ提」の売却話が持ち上がったものだから「これはまずい」と積極的に活動に参加した。

 ○…2人の娘は独立したが近所に住み、孫が学校帰りに遊びに来る。「毎日面倒見ないといけなくて」と言うが、その表情は好々爺そのもの。若いときには「浴びるように飲んだ」というお酒も最近は健康を考えて控え気味。そして趣味のウォーキングのコースはもちろん「かすみ提」。「特に春の桜は見ものだよ。町会で毎年開く桜まつり、今年は赤飯炊いてお祝いだ」。当人はお酒がなくても楽しい祭りになりそうだ。

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