高津区版 掲載号:2017年3月31日号 エリアトップへ

小黒恵子童謡記念館の責任者を務める 笹子 まさえさん 下作延在住 

掲載号:2017年3月31日号

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「地域に愛される記念館に」

 ○…「1回だけではなく、何度でもふらっと来られる場に。ここを愛してもらうにはどうしたらいいのか」。小黒恵子童謡記念館の運営事業者となるNPO法人アクト川崎のスタッフで記念館の責任者を任される。重厚な梁が巡らされ、小黒さんの私物であるアンティークの大型オルゴールや蓄音機が並ぶ館内。「タイムスリップしたみたいでしょ」とにこり。「結婚式や演劇もできそう。皆さんと一緒に作っていきたい」と語る。

 ○…小黒恵子童謡記念館に初めて訪れたのは7、8年前。声楽家として活動する自身のコンサート会場を探していた。「門を開けた瞬間、庭園の緑が『ぱぁ』っと広がり、まるで別世界。溝口にこんなところがあったなんて」と、鮮明に記憶に残る。当時、館内を案内してくれた小黒さんは「ハキハキとして明るい方」と印象的だった。「まさか自分がこんな形で関われるとは」と喜びを噛みしめる。

 ○…溝口育ち。子どもの頃は「引っ込み思案で人見知り」な性格だったとか。中学3年生の時、テレビでイタリアオペラを見て「歌も、演技も何もかもすごい」とその迫力に圧倒された。大学の受験期に「歌をやりたい」と両親に告白。浪人しないことを条件に音大の声楽科を受験し見事合格した。「歌うことが楽しくてルンルンだった」という。院に進学し作曲家が作った曲の初演を依頼されるように。「歌い方で曲の印象が変わることに責任を感じた」と歌い方に変化も。卒業後はプロとしてオペラ公演の出演やサロンコンサートを開催してきた。「『この歌好きじゃなかったけど素敵な歌ね』と観客から言われた言葉が忘れられない」

 ○…生活拠点はずっと溝口。「下町っぽい雰囲気、自然、全て住みやすい」と魅力をずばり。近所に娘家族と母親がいるが、愛猫と二人暮らし。「癒される日々」だとか。明日から記念館で忙しくなりそうだが、「人生の集大成と思い取り組みたい」と決意を込める。

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