新百合ヶ丘周辺や市北部エリアに点在する文化施設を会場にした市民主体の芸術祭、「アルテリッカしんゆり2017」が開幕した。
連休の時期に、大人から子どもまで楽しめる多ジャンルの公演を組むアルテリッカ。今年も5月14日(日)までの期間にオペラやジャズ、演劇から、落語や狂言といった伝統芸能、幼児が楽しめる舞台まで、30演目37公演を予定。約2万人の来場を見込んでいる。
文化芸術で街に活力を
川崎市北部は、藤原歌劇団や劇団民藝、和太鼓梵天などの団体が拠点を構えるほか、演奏家や映画監督など文化芸術に関わる人材が多く暮らすエリア。市民レベルでも様々なアートイベントや芸術活動が活発な地域となっている。このような地域特性を生かし、愛好家から家族連れまで、誰もが気軽に楽しめる芸術イベントをめざして09年から始まったのがアルテリッカだ。
街の活力を文化芸術で生み出そうと開催されている同祭。昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワでの藤原歌劇団によるオープニング公演(4月29、30日)、東京交響楽団によるフィナーレ公演(5月7日)などのほか、アートセンターや麻生区、多摩区、宮前区の各市民館などを会場に公演が予定されている。
各公演の詳細などは公式HPまたは実行委員会事務局【電話】044・952・5024へ。
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