高津区版 掲載号:2017年5月26日号 エリアトップへ

「生活衛生功労」で旭日双光章を受章した日本ペストコントロール協会元常任理事の 元木 貢さん 溝口在住 70歳

掲載号:2017年5月26日号

  • LINE
  • hatena

街の衛生保ち50年

 ○…害虫駆除や感染症の予防など長年の活動が評価され、日本ペストコントロール協会の元常任理事として、春の叙勲の旭日双光章を受賞した。ペストとは、英語で害虫やウイルスなど「厄介者」の総称で、近年では2014年のデング熱発生の際に代々木公園の蚊の駆除などに携わった。父親の三喜男さんに続く今回の双光章受章について「長年、公衆衛生管理を国に代わって行ってきたことを評価されたことは大変うれしい」と話す。

 ○…常任理事を務めた日本ペストコントロール協会はトイレの消毒などから始まった地道な仕事を全国規模で展開するにあたって三喜男さんが1968年に設立した。体じゅう薬まみれになる害虫駆除や衛生管理の仕事は当初は世間的に印象が良くなかった。しかし本人はそんなことは露にも思わず、父親の仕事をアルバイトで手伝っていて感じたことは、世間には不可欠な仕事であるということ。1964年に東京五輪の衛生管理で感謝状を贈られた経験は今でもいい思い出として残っている。そんな経緯もあって、大学は69年に商学部を卒業したが、仕事を継ぐため直後に東京大学医科学研究所寄生虫研究部の研究生になった。

 ○…仕事の傍らで取り組む趣味は実に多様だ。夫人と二人でゴルフをしたり、茶会を開いたりするほか、自身では長年テニスをやっており、また友人たちと共に油絵や写真の展覧会も開催する。なかでも料理に対する姿勢は特別で、自身で集めたレシピ集がいくつものファイルにまとまり、その日その日の自分が作った料理もノートに記録する。本人は「生活の一部だから」と穏やかに笑う。

 ○…そんな中、自宅でも紫外線トラップを仕掛けて自宅周辺の害虫を集め、どの種類が何匹獲れたかを調べるなど、研究にも熱心だ。父から継いだ会社の代表取締役としての次の目標は2020年の東京五輪での衛生管理や後進の育成だ。

高津区版の人物風土記最新6

熊谷 智子さん

高津消防署の署長に就任した

熊谷 智子さん

東京都在住 56歳

4月16日号

中野 絢斗(けんと)さん

25歳以下のコミュニティ「かわさき若者会議」を立ち上げた

中野 絢斗(けんと)さん

坂戸在住 23歳

4月9日号

藤久保 正徳さん

「環境づくり」の活動が高評価を受けた明津町内会の会長を務める

藤久保 正徳さん

明津在住 72歳

4月2日号

モリソン 小林さん(本名:小林江樹)

第24回岡本太郎現代芸術賞で 「岡本敏子賞」を受賞した

モリソン 小林さん(本名:小林江樹)

坂戸在住 51歳

3月26日号

松本 智春さん

市立高津高校定時制の教員で、TEAM NETSUGEN(チーム ネツゲン)を主宰する

松本 智春さん

久本在勤 51歳

3月19日号

佐藤 健一さん

高津区子ども会連合会橘地区の会長を務める

佐藤 健一さん

千年新町在住 63歳

3月12日号

あっとほーむデスク

  • 5月24日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 8月10日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter