音楽絵本を手にする平松さん
梶が谷駅近く「音の教室カリヨン」のオリジナル音楽絵本「まこちゃんのドロップス」（ユニバーサルミュージック出版）が４月から全国の書店で販売され、発売を記念した全国ツアーが来月から開催される。主宰する平松あずささんは「全国に音楽絵本を広めていきたい」と、歌う楽しさを伝える”カリヨンメソッド”を全国に発信していこうと意気込みを見せている。
音楽絵本とは、絵本にオリジナル曲をつけ本の世界や音楽を同時に楽しむもの。「まこちゃんのドロップス」は平松さんが話を作り、同教室のピアノ講師・丹保麻里恵さんが作曲した。完成した本を初めて手にした時は「夢のよう」と感動したという平松さん。だが「書店に置いているだけでは手に取ってもらえない」と、書店に手作りのポップを渡し、コンサートイベント開催の提案も行う。イベント運営会社の協力を得ながら、全国ツアーも開催することになった。
「音楽絵本で伝えたいことは、『もっとやりたいな、楽しいな』と子どもが感じることの大切さ。そしてそれが、成長した時にその子の自信になれば」と平松さん。「音楽絵本なら心を動かせる」とも。「ツアーはどんな展開を迎えるか分からないけど、やらないよりはやった方がいい」と、梶が谷から全国へ発信していく。
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