高津区版 掲載号:2017年5月26日号 エリアトップへ

川崎市 猫用名札を無料配布 野良化防ぎ、飼い主意識向上を

社会

掲載号:2017年5月26日号

  • LINE
  • hatena

 川崎市では、迷い猫対策として首輪に付ける専用のネームホルダーを無料配布している。これは、飼い猫が逃げ出し交通事故に遭ったり、野良化して苦情の対象となったりすることを防ぐため。また、飼い主などを明記してもらうことで飼育管理の意識向上も促したい考えだ。

 猫の飼育等に関して、川崎市が頭を悩ませている課題や問題点は数多い。2016年度に市内の生活環境事業所に寄せられた猫の死体回収依頼は約2200頭で、1日平均6頭。そのほとんどが猫の飛び出しによる交通事故被害という。

 また、猫に対する苦情も後を絶たない。庭や花壇への糞尿被害や子猫の引取り依頼など、その数は2300件に上る。餌やりや飼育管理など飼い主に向けられた内容もあり、「餌が放置されカラスが群がっていて困る」など不衛生を訴える苦情も少なくない。

 一方、飼い主側から寄せられるペットの行方不明届出は、2016年度は400件超。しかし、行方不明になった猫を見つけ出すことは困難で、無事飼い主の元に戻るケースは稀だ。

 市では、こうした被害や苦情・相談を減らすために、今年度から猫の首輪に付ける専用のネームボルダーを作成し配布している。迷い猫となった場合は飼い主に届けることができることに加え、責任を明確にすることで飼育管理への意識向上を図ることが狙いだ。

 市は条例で、猫を屋内で飼うことや所有者を明示することなどを示した「適正飼養のガイドライン」を設けているが、浸透していないのが現状だ。猫は登録義務がなく、その数を把握できていないのも一因とみられる。担当者は「猫ブームもあり、市内で登録されている犬の約6万頭よりも多いと推測している。ネームホルダーを活用してもらい、少しでも状況や環境が改善されることを期待したい」と話している。

 ネームホルダーは、区役所衛生課や動物愛護センターの窓口で配布している他、動物愛護フェアなどのイベントでも配る予定だ。

ネームホルダーには市のロゴも
ネームホルダーには市のロゴも

高津区版のトップニュース最新6

コロナ禍「お互い様」精神で

高津区社会福祉協議会

コロナ禍「お互い様」精神で 社会

食料150人分を無料配布

4月16日号

「溝劇」と強力タッグ

NPO法人「ダンス ラボラトリー」

「溝劇」と強力タッグ 文化

コロナ禍、活動の幅に期待

4月16日号

女子用スラックス、6割

川崎市立中

女子用スラックス、6割 教育

市教委「近年増加傾向に」

4月9日号

コロナ下、運動不足解消を

溝口「ムサシボウル」

コロナ下、運動不足解消を 文化

「健康教室」チャリティ開催

4月9日号

追悼の声、川崎からも

柔道・古賀稔彦さん急逝

追悼の声、川崎からも 社会

多大な功績に謝意

4月2日号

市民提案事業に4団体

高津区

市民提案事業に4団体 社会

学生向けセミナー開催など

4月2日号

あっとほーむデスク

  • 5月24日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 8月10日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter