神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2017年7月7日 エリアトップへ

川崎市緑化センターの所長に今春就任した 吉田 靖さん 多摩区在住 54歳

公開:2017年7月7日

  • X
  • LINE
  • hatena

仲間を思い、緑を愛する

 ○…「興味がわくような仕掛けをして、年に何回も足を運んでもらえる施設にしたい」と意気込む。都市緑化を普及啓発する植物園、川崎市緑化センターで今年の春から職員14人のまとめ役を担っている。「周辺に住む人にしか存在を知られていない気がする。遠くからも訪れてもらえるよう努めたい」と施設の知名度アップを目指す。

 ○…就任直後から「お客様目線」にこだわり、新たな取り組みに積極的だ。訪れた人が声をかけやすいように、背中に「緑化センターSTAFF」の文字を入れたベストを製作し、今年度から職員が着用している。今月は「来園者に気持ちよくあいさつする」ことを目標に掲げた。園内にある花の種類や量をこれまでより増やしたり、温室内も生息エリアごとに分けて見やすい配置にしたりと、スタッフと共により良い施設づくりに取り組んでいる。

 ○…指定管理者の石勝エクステリアに勤務する前から、造園業界のさまざまな現場で働いてきた。忘れられない現場は、長野五輪の際に現場代理人として携わった野尻湖パーキングエリア。「これまでにない大変なピンチだった」というほどに工期が迫る中、完成をチェックする当日の朝まで作業していたことを今でも思い出す。「無事に終わってほっとした。作業員との連帯感があって、上下関係なく意見を言い合えるいい現場だった。緑化センターも、そんなふうにしたい」

 ○…栃木県出身。現在は家族が暮らす鹿沼市から単身赴任中。20代のころから転勤が多く、岩手県から沖縄県まで各地の現場近くで寮生活を送ってきた。「結婚生活24年のうち、一緒に暮らしたのは1年くらいかも。旅行がてら仕事をしている感覚だね」と余裕の笑顔。柔らかい物腰に、独特の優しい口調が耳に残る。宿河原周辺はのんびりした雰囲気で、どこか故郷を思い出すという。「緑があると心が癒される。緑の相談員になれるよう、頑張りたい」

高津区版の人物風土記最新6

遠藤 勝太郎さん

町会ぐるみで地域の活性化に尽力する

遠藤 勝太郎さん

子母口在住 78歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

川崎市出身 26歳

4月12日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

川崎市在住 20歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

3月22日

稲垣 敬雄さん

フリスビーでドッジボール形式のゲームを行う「ドッヂビー」の普及に尽力する

稲垣 敬雄さん

久本在住 60歳 

3月15日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook