落語家・桃月庵白酒さんが9月6日(水)、高津市民館大ホールで独演会を行う。
「以前、かわさきFMの番組に出演していた時に、南武線沿線によく通っていた。これも何かの縁」と語る。川崎市立労働会館ではライブを行っていたことがあり、「川崎市での公演はおよそ5年ぶりではないか。落語は最初、どう笑っていいのかわからないものだけれども、けっこう笑う方が多かった」と話す。
鹿児島県出身。早稲田大学の落語研究会に入ったことをきっかけに落語を始めた。同大学を中退後、1992年に五街道雲助に入門。初の弟子として勉強を積み、2005年に真打に昇進、三代目「桃月庵白酒」を襲名した。その後、08年に花形演芸大賞銀賞を受賞、10年に同賞の金賞、11年に同賞の大賞を受賞するなど、期待に応える活躍を見せる。
「ネタは当日、どういうお客さんか、どのくらい慣れているかなどを見て決める」と語る。寄席では「お客さんが負担なく楽しめるもの」を届けることをめざしている。それゆえ、会場の空調や受付の対応、アクセス、仲入りがいるか、いらないかなど、ネタ以外のことに関するアンケートも重要視し、寄席に生かす。「今後はもう少し寄席を色々な所でやって、(何人かで出演する)団体芸のような興行も面白いかな」
独演会は午後7時開演。チケットは有料。問い合わせは、パインオリジン(【電話】044・989・8548)へ。
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