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「秋に増える気管支喘息」とは 取材協力/宮川クリニック
涼しくなり、台風が多くなる時期に症状が悪化する子が増えるという「気管支喘息」。気管支喘息の特徴や原因、症状との付き合い方を宮川クリニックの久保田医師に聞いた。
久保田医師によると、気管支喘息は、気道に炎症が起こり気道が狭くなることで、息苦しくなったり、咳を繰り返したりする病気。息をするときに「ひゅーひゅー」といった笛を吹くような音がしたり、夜間から明け方にかけて咳が出る場合が多く、眠れなくなったりするなど日常生活に支障が出るケースも。
原因は、遺伝や環境の要素が関わる。ハウスダストやダニによるアレルギーを持つことが多く、ウイルス感染や天候の悪化による気圧の影響、季節の変わり目などが要因となって発作をきたす。
「付き合い方が大切」
同院では、呼吸機能検査(スパイロメトリー)や呼気中の一酸化窒素(NO)を測定し、気道炎症を数値で評価しながら治療を進めていく。「夜間や運動時の咳の頻度やどんな時に発作が起こるのかを知ることが治療のポイントです。『喘息日誌』を活用し、毎日の様子を記録することで、上手にコントロールできているか分かりやすくなります」
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3月29日