高津区版 掲載号:2017年12月1日号
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保育士で、「第2回水戸黄門漫遊マラソン」女子の部で優勝した 宮崎 翔子さん 下作延在住 31歳

陸上も保育も「笑顔」で

 ○…10月に茨城県で行われた大会で頂点を勝ち取った。今回が2回目の挑戦。順位よりは自分のタイムを意識しながら楽しく走るのがいつもの姿勢だが、今回はランニング仲間からの「優勝できるよ!」という大会前の後押しが疲れのたまった辛い終盤で力になった。「自分を応援している人のことを思い出してニッと笑顔を作ったら、もうちょっと走れると感じました」とその時を振り返る。

 ○…山口県出身。高校3年の頃に脚を疲労骨折し、陸上競技から離れていたが、卒業前に実力を見込んだ愛知県の実業団、豊田自動織機にスカウトされた。しかし練習を再開すると体力の衰えに驚いた。「中学時代より遅くなったように感じて、最初の一年は苦労しました」。それでも1日40キロ近くを走り込み、4年目には主将を務めるように。さらにその年は全日本実業団対抗女子駅伝で初優勝。引退直前に挑んだ東京マラソンでも8位に入るなど、実力は折り紙つきだった。

 ○…今は都内で保育士として働く。実業団では6年間走り、現役を続けることもできたが、小学生からの夢をどうしても実現したかった。24歳から短大で勉強し始め、夢を叶えたが、最近は少し苦労することも。「上の立場に立つことが苦手で、何かを教えることが下手なんです」。一方で、子どもと一緒に遊ぶことが何より好きで、それが日々の楽しみになっている。「休日でも、園児が遊びの中で話した言葉やしぐさを思い出してクスッと笑っています」と明るい笑顔で話す。

 ○…今年8月に下作延に引っ越した。「仕事をしながらマラソンを続けるのは大変」と話すが、近頃は年に1回程度、大会に出場する。練習場所は「広場や橋などいろんな景色があって、走っていると時間が経つのが早いです」という理由で、お気に入りの東高根森林公園。陸上から離れたことはこれまで何度かあったが、今は楽しむ気持ちで思う存分走っている。

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