国学院大学が1月2日と3日に行われる第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する。陸上競技部の合宿所が区内大山街道沿いにあり、地元からの応援熱も高まっている。シード権獲得と過去最高順位の9位以内を目指す。
「前半がポイント」
国学院大は2年連続11回目の出場。過去最高順位は総合10位で、今大会はシード権獲得と、9位以内の成績を目標に設定し、トレーニングを重ねてきた。前回は総合16位でシード権を獲得できず、10月に行われた予選会からの参加となったが、6位で通過している。
前田康弘監督は「全体としていい仕上がり」と手応えを語る。飛び抜けたエース級選手はいないが、向晃平主将(4年)を始め、浦野雄平選手(2年)など実力選手が揃う。「総合力、団結力がある」と向主将が話すように、昨年11月の全日本大学駅伝対校選手権大会は11位ながら、5時間21分26秒と同大歴代最高を記録。自信をつけてきた。
当日の試合展開については、滑り出しの1区、2区、復路の6区、7区がポイントだという。前田監督は「前半は粘りのある走りで持ちこたえ、後半で勝負したい」と話す。「色気を出さず、堅実に自分たちの力が出せれば、9位以内の目標が狙える」と前田監督は闘志を燃やす。向主将は「最初で最後の箱根駅伝。近年シード権から離れているが、4年間の集大成を走りに込め、目標を目指して頑張りたい」と意気込む。
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