地域住民の福祉や住民自治の振興、発展に貢献した町内会・自治会長を表彰する「川崎市自治功労賞」の受賞者がこのほど発表され、区内からは久末町内会の森幸男さんと、梶ヶ谷4丁目町内会の田中利男さんが選ばれた。功労賞贈呈式は2月13日に行われる。
自然守り安全なまちを
森会長は2007年から久末町内会の会長を務め、17年には市町内会・自治会長永年勤続功労者表彰も受賞している。また、橘地区連合自治会副会長、高津区全町内会連合会理事のほか、区廃棄物減量指導員連絡協議会、防犯協会、防火協会、橘地区社協など、様々な分野で活動してきた功績が評価された。
森会長は「これだけ長く会長を務めると思っていなかったが、町内会の皆さんの頑張りや、家族の支えで続けてこられた」と喜びを語る。久末町内会を運営するうえで特に注力したのは「街灯の管理」と「ゴミ出し分別指導」。特にゴミの分別では、町会の環境委員が中心となって定期的にパトロールを実施してきた。「豊かな自然が残るこの地域で住民が安全・安心に暮らせるよう、これからも皆で協力していきたい」と語る。
今後は広報にも力を
田中会長は05年から梶ヶ谷4丁目町内会の会長を務め、16年に市町内会・自治会長永年勤続功労者表彰を受賞した。これまで高津地区連合町内会の理事や副会長を歴任。全町内会連合会でも理事を務め、防犯協会や防火協会、区廃棄物減量指導員連絡協議会などの役職も務めるなど幅広い分野での活躍が評価された。
「住みよいまちをつくるために当たり前の活動を当たり前に続けてきただけ」と謙遜するが、「定期的な防犯パトロールなど町内会役員や会員が積極的に協力してくれることがありがたい」と感謝を語る。
「戸建が多い地域で、長く暮らす人が多く、住民のつながりも強い」という同町内会。田中会長は「今後も地道な活動を皆で続けながら、より住みよいまちをめざして広報活動にも力を入れていきたい」と意気込みを語った。
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