放水姿勢の指導を受ける生徒
高津中学校の２年生７人と橘中学校の同８人が、１月24日と25日の二日間にわたって、高津消防署で消防訓練の体験をした。これは両校の職場体験として行われた。
１日目の午前には訓練用ＡＥＤを使った心肺蘇生法の講習が行われた。午後になると消火ホースの取扱いの基礎や、号令のかけ方、整列の仕方などを学んだ。
２日目は防火衣や呼吸器の装着、消防車両の見学から始まった。また、防災について講義で学んだ後、４人一組でホースを使って消火体勢に入る実践的な訓練に取り組んだ。放水までの一連の流れの中で、生徒たちは円盤状に丸められたホースをまっすぐ転がして広げるのに苦労していたが、迅速な対応ができるようにと素早く動いていた。すべての体験が終了した後、参加した生徒には修了証が渡された。
体験後、橘中の生徒は「１秒でも早く命を救うための工夫がたくさんあった。改めて命の大切さを感じられた」と感想を話した。
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