高津区版 掲載号:2018年2月9日号
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地域の交通安全功労者に贈られる「緑十字金章」を受章した 小池 克利さん 二子在住 74歳

柔和な笑み、輪広げ

 ○…「年数が過ぎたからいただいたようなもの。自信があるのは交通違反をしていないことぐらい」と、照れ隠しの冗談が飛び出す。30代で高津交通安全協会に入会し、91年から理事に就任。高津支部支部長、副会長を歴任し、15年から会長に就任した。110番の日、出初式など各イベントの出席で多忙でも、毎月1日と15日は、交通安全を呼び掛ける「街頭指導」に参加する。「最近は自転車のルール違反が目につく。あと、朝はもう一歩早く出て余裕を持つといいね」

 ○…二子で生まれ育った。4人兄弟の2番目で長男。幼い頃はまき割りや家業の酒屋をよく手伝った。当時、三業地だった二子は芸者が身近にいた。「配達のリヤカーの後ろに乗りながら『ぺんぺんシャンシャン聞きたい』なんて言ったのを覚えている」と、当時に思いを馳せる。19歳のときに父親が他界し、家業を継ぐと夢中で働いた。多忙な日々だが、二子大通り商和会会員として一緒に地域を盛り上げた。「歳末セールの準備や七夕の時は笹の葉を用意したり。懐かしいね」と目を細める。「昔は物販が多かったけど、今は飲食店が中心で若者の街になった」。そんな街の変化に寂しさと期待が入り混じる。

 ○…12、3年前に酒屋を閉め、妻と息子夫婦、孫3人と暮らす。地域の活動は、二子第三町内会会長、川崎人権擁護委員協議会会長、保護司会など。多くを掛け持つことに「やるつもりはなかった」と苦笑いするが「声がかかることはありがたいけどね」とも。夏には、自宅の屋上を会場に、バーベキューや多摩川花火大会の観賞で仲間が集いお酒を酌み交わす。「親や祖父世代からの知り合い。もう兄弟みたいな絆」だそう。

 ○…さまざまな団体に所属し会員不足という共通の課題を感じている。自身の役割は「楽しく参加できる環境なのかな。もっと気軽に参加できる空気づくり」。柔和な笑みで地域の輪を広げていく。

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