アウトドア要素を盛り込み、防災の知識を身につける「カワサキキャンプin多摩川」が2月25日(日)、川崎市多摩川緑地バーベキュー広場(高津区瀬田先)で開催される。高津区での開催は初めて。「アウトドアスキルを通じて、災害時を乗り越える知識を楽しく身につけられれば」と主催者は話す。
今回の主催は市内の地域活動団体や農家などで構成するカワサキキャンプ実行委員会と多摩川緑地バーベキュー広場共同事業体。
同実行委員会は、多摩川の自然を感じながら、災害時に必要な知識を学び、地域のつながりを図ろうと、一昨年に登戸の多摩川河川敷で「タマガワキャンプ」を開催した。以来、川崎市などの自治体の防災訓練や幼稚園、企業でアウトドアスキルを通じて災害時に役立つ知識を広めている。
今回のキャンプは、多摩川の木材で薪作り、スーツケースを使用した水の運び方、広口ボトルとヘッドライトで広範囲に灯りを照らす方法、最小限の飲料水で炊く「保存袋のご飯炊き」(体験者は米1合持参)などの体験ブースが並ぶ。備蓄食材で調理するローリングストックワークショップや地元野菜の直売もある。
実行委員会の西山雅也さんは「備えるものや活用方法など気づきを提供する場になれば」と話す。入場無料。10時から15時まで。
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