高津小学校の5年生(152人)が、1年間の環境学習の成果を発表する「エネルギー・環境 子どもワークショップin川崎2018」で、児童生徒が選ぶ「かわさきキッズ大賞」と大人が選ぶ「ワークショップ大賞」のダブル受賞をした。同企画でこれらの大賞のダブル受賞が出たのは初。
同校が工夫したのは人気テレビ番組を参考にした伝え方。手描きの絵や映像を使いながら、地球温暖化の予想を天気予報のように紹介したり、Tシャツからできたエコバッグの作り方を3分間にまとめたりした。
内容にもこだわった。ダンボールで作ったコンポストボックスの紹介では、生ごみが肥料に代わる過程を説明したほか、入れていいものと悪いものを解説し、実践的な発表を心掛けた。
受賞について、発表に関わった児童10人は「嬉しい」と喜びを爆発させた。また、このワークショップを通して児童たちは「ブロッコリーやキャベツの芯を捨てずに食べるようになった」「Tシャツバッグを作れるようになったから、普段からレジ袋の代わりに使うようにしている」と話し、実生活に学びを取り入れているという。
同企画は市内小学校の教員などで作る実行委員会が主催。毎年2月に開催され、今年は市内小中学校16校が参加した。
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