神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2018年3月23日 エリアトップへ

高津区 市民提案事業に3団体 広報や世代交流で独自企画

経済

公開:2018年3月23日

  • X
  • LINE
  • hatena

 「高津区市民提案型協働事業」の2018年度実施事業が3月22日に発表された。今回は「一般社団法人カワサキノサキ」「にこにこあおむし人形劇団」「文化パートナーズかわさき」の3団体が選ばれた。

 「高津区市民提案型協働事業」は、市民が提案した事業を高津区と協働で実施することで、多様化する地域の課題解決やニーズへの対応を目指すもの。現在宮前区を除く市内各区で実施され、高津区では2007年度から「高津区協働事業提案事業」として始まった。15年から現在の名称になり、12年間でこれまで21事業が行われてきた。

 2018年度の事業募集は昨年9月から行われ、外部審査委員会による選考を経て3団体を選定、区が最終決定した。

 一般社団法人カワサキノサキの提案事業は「高津区街情報プロジェクト」。世田谷区の二子玉川で進む事例を参考に、街のイベント情報や防災情報を集約し、見やすいデザインやサイズで町内会自治会の回覧板や掲示板で届ける。年4回の発行を予定し、防災情報も掲載する。

 にこにこあおむし人形劇団の事業は「多世代交流人形劇鑑賞会」。これまで同会は各地の保育園で人形劇を実施してきた。今事業では、季節に応じた人形劇を区内各地で上演。体を動かすなど参加型プログラムで、多世代が交流できる場の提供を目的とする。

 文化パートナーズかわさきの提案事業は「高津区のまちの記憶を次世代につなぐ」。区が収集する地域の資料をもとに朗読劇を作成し、年間4回の上演を予定する。区民が語る史実を学ぶことで、特に次世代を担う子どもたちに地元への理解や愛着を持ってもらいたいとする。

 事業は4月からの1年間で区の予算は3事業合計で約200万円。区では「まちの魅力を高めるアイデア、多世代交流や地域への愛着を醸成するきっかけとなる企画を提案いただいた。これらの事業を通じて区民の皆さまが地域に関心を持つとともに、高津のまちに愛着を持つ機会になれば」と期待を寄せている。

高津区版のトップニュース最新6

本格稼働、間もなく

橘処理センター

本格稼働、間もなく

一般内覧会に多くの市民

3月29日

宮田良辰氏を偲んで

元市議会議長

宮田良辰氏を偲んで

「お別れセレモニー」に80人

3月29日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

信号、横断歩道を移設

宮内新横浜線

信号、横断歩道を移設

事故の懸念、解消へ

3月22日

返礼品に「電子商品券」

川崎市ふるさと納税

返礼品に「電子商品券」

観光客誘致なども視野に

3月15日

「ホームドア」整備へ

南武線武蔵溝ノ口駅

「ホームドア」整備へ

供用開始は4月19日

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook