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高橋さんの税のお話 「人」が問われるお仕事 これから身につけるべき力
―確定申告期が終わりましたが、感想は?
改めて「人と仕事をする」ということの意味について考えさせられました。雇用情勢をみれば、社員の募集をしてもまったく集まらない、というお話をよく聴きます。特に建設や物流などを中心に、人手不足が顕在化してきました。
―「景気が良い」ということなのでしょうか?
「仕事がある」ことが「景気が良い」という意味であれば、その通りかもしれません。ただ、賃金水準や業務内容、就業時間など諸条件において経営者と被雇用者の相違がかなり目立っているのも事実です。
特に若い人については、これまでの「経験が浅いから賃金が安い」という考え方から「将来性を見込んで」という方向に変えていく必要があるのでは、と感じています。
―どんな人材が不足していますか?
「人間にしかできない仕事」ができる人です。営業や企画ができる人は、どの分野に進出しても活躍が期待できます。「機会を見つけ発展させる」「課題を解決する」といった行動は、機械やAIにはできません。
物流については、自動化達成はまだ先のことで、当面は属人的な能力が必須となります。
一方、経営側はこういった中核を担う人材を育成、確保するために、賃金水準や福利厚生について積極策を打ち出し、経営側と従業員側が対立ではなく協働できる環境をつくる必要があります。
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3月29日